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「日本人は先進国イチの怠け者」という記事が何故おかしいか

gendai.ismedia.jp 週刊現代が書いたこの記事が話題にいなっている。大まかにまとめると、日本の労働生産性はG7の中で最下位なのに、労働時間は短い方だ。働き方改革がどうとかいって労働時間を更に削ったら日本は成長しなくなってしまう。怠けないで猛烈に…

マイノリティに対する寛容さは義務ではない

皆さんはLGBTの人たちについてどう思うだろう。統合失調はどうか。発達障害の人はどうだろうか。私は前者については特に何とも思わないし、後者についてはその存在から疑義を呈したいと思うが、それは別の機会にしようと思う。適切かどうかはさておき、今回…

24時間営業反対に反対

この頃世間では、24時間営業に否定的な世論が強まっている。最近ではロイヤルホストが24時間営業の廃止を決め、その他の業種についても同様の措置を取るべきだという意見を多く聞く。 嗚呼、なんと自己中心的な人たちばかりなのだろう。24時間営業に反対し…

薄給も過酷な労働環境も事前に分かった事ではないのか

ある売れないバンドマンがいたとしよう。バンド活動での収入だけでは十分に食べていけない。彼が「稼ぎが少ない」だとか、「移動も運搬も全部自分でやらないといけなくてしんどい」とか、そういった事を嘆いたとして、どう思うだろうか。それは由々しき問題…

異文化との付き合い方

今回は随分と大きなテーマだ。異文化との付き合い方、特に先進国と発展途上国における文化の相違とその捉え方について考えていく。 異文化との交流において取られうる立場のうち、両極端にあるのが文化相対主義と自文化中心主義だ。この二つがどのような立場…

ヒューリスティクスとバイアス・空気を読む事とマイノリティ

人は何のために空気を読むのか。それは社会の秩序を守るためでも雰囲気を壊さないためでもなく、当該社会やコミュニティ内で村八分を避け、円満な人間関係と相互支援の枠組み内での地位を確保するためと言える。社会において全ての人間が空気を読む事で、結…

ミクロとマクロの視点から見る障害者と社会 ②

さて、今回は次回の続きということで、マクロの観点から障害者と社会について考えよう。 障害者がいなくなればいいという主張の中には、「彼らが税金で賄われているから」という点が含まれている。重度の障害者は生産性がないので社会に貢献せず、ただ国庫か…

ミクロとマクロの視点から見る障害者と社会 ①

昨年、相模原市にある介護施設で利用者が大量に殺害される事件が起こった。その時に議論に上がったのが、犯人の以下の主張である。 「障害者は社会的に不要だから死ぬべきだ」 彼は特に、知的障害者や重複障害者が社会に不要だということを主張している。今…

私立大学等経常費補助金問題

下らない大学に億単位で税金を投入して、一体誰のためになるのだろうか。(反語) 私立の大学には、教育サービスや学習環境の改善のため私立大学等経常費補助金というものが給付される。運用は国ではないが、財源は国からだ。現在、平均して1校あたり5億ほど…

黄金律と多数派の専制、エゴイズム

我々は幼い頃、親や先生などから「自分がされて嬉しい事を人にしなさい」「自分がされて嫌な事を人にしてはいけません」という二つのルールを幾度となく説かれてきた。所謂「黄金律」である。しかし、親や先生は「世の中には色んな価値観の人がいる」「自分…

貧困恐怖症者の倫理と資本主義

皆さんは「プロテスタンティズムの倫理と資本主義」という本をご存知だろうか。マックス・ヴェーバーの記した通称「プロ倫」は、経済学や経済史学を学ぶ者にとっての必読書の一つである。中身について詳しく知らない方は各自検索をして欲しい。 プロ倫の中で…